17 Feb 2020

国内ITサービス市場予測を発表

Japan, 2020年2月17日 - IT専門調査会社 IDC Japan 株式会社(所在地:東京都千代田区九段北1‐13‐5、代表取締役社長:竹内正人、Tel代表:03-3556-4760)は、国内ITサービス市場予測を発表しました。これによると、国内ITサービス市場は2020年以降も堅調な成長を継続し、2024年には6兆4,262億円になる見通しです。

2019年の国内ITサービス市場は、前年比成長率3.2%の5兆8,558億円になったとみられます。2016年から2018年までの3年間、前年比1%台から2%台前半の低成長に留まった同市場は、2019年に入ると、既存システムの刷新/更新需要の拡大に加えて、消費増税前の駆け込み、Windows 7のサポート終了に伴う買い替え、元号改正対応、消費税率変更対応などの特需があったことで、4年ぶりに3%台の水準に成長率が上昇しました。

レガシーシステムはデジタルトランスフォーメーション(DX)を阻害する技術的負債であり、その刷新は不可欠であるという認識が広がりつつあります。また、レガシーシステムを含め、情報システムの刷新や構築を行う際にクラウドサービスの利用を最優先する「クラウドファースト」の考え方も急速に浸透しています。2020年は、2019年の特需の反動減となるため、国内ITサービス市場の成長率は鈍化するものの、老朽化したレガシーシステムの刷新やクラウド環境への移行、ITを活用した働き方改革や業務プロセス効率化の需要が、2020年以降の同市場の成長を支えます。2019年~2024年の年間平均成長率(CAGR: Compound Annual Growth Rate)は1.9%で推移するとIDCでは予測しています。

企業のDXを支援するためのデジタル人材の育成と獲得、市場価値に基づく報酬制度の導入など、人材戦略を強化するITサービス事業者の取り組みが加速しています。ITサービス事業者にとって、従業員との接点をあらゆる角度から見直し、従業員一人ひとりのエンゲージメントを高めることが重要になっています。IDC Japan ITサービス リサーチマネージャーの木村 聡宏 は「DXを推進するうえで、人材戦略の強化は不可欠であり、ITサービス事業者は、従業員体験の向上に取り組むべきである」と述べています。

今回の発表はIDCが発行した国内 IT サービス市場 産業分野別予測、 2020 年~ 2024 年 にその詳細が報告されています。本レポートでは、国内ITサービス市場を12の市場セグメント、および、ユーザ企業の産業分野別(18産業)に分類し、2024年までの市場規模予測を行っています。



<参考資料>

国内ITサービス市場 支出額予測: 2019年~2024年

Note: 2019年は実績推定値、2020年以降は予測

Source: IDC Japan, 2/2020

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