07 Apr 2020

国内データセンター延床面積予測を発表

Japan, 2020年4月7日 - IT専門調査会社 IDC Japan 株式会社(所在地:東京都千代田区九段北1‐13‐5、代表取締役社長:竹内正人、Tel代表:03-3556-4760)は、国内事業者データセンター(DC)の延床面積予測を発表しました。これは、ITベンダー、ITサービス事業者、通信事業者、クラウドサービス事業者などが国内に所有または賃借しているデータセンター建物の延床面積合計を調査したものです。それによると2019年末時点の国内事業者データセンター延床面積の合計は、225万400平方メートルであり、2024年には281万7,000平方メートルに増加すると、IDCでは予測しています。これを年間平均成長率(2019年~2024年)に換算すると、年4.6%で増加することになります。

今回の調査では、2020年から2024年までの期間が、事業者データセンターの新設ラッシュになる見込みであることもわかりました。この期間に新設される事業者データセンターは、延床面積ベースで毎年10万平方メートルを超える見込みです。AWS、マイクロソフト、グーグルなどのクラウドサービス事業者が国内のデータセンターキャパシティを急ピッチで拡張していることを受けて、大規模データセンターの建設ブームが続いているためです。

クラウドサービス拠点としてのメガデータセンター建設需要は高水準で推移すると見られます。このため、データセンターのなかでも超大規模データセンター(サーバー室面積5,000平方メートル以上)の年間平均成長率(2019年~2024年)は、延床面積ベースで11.3%になるとIDCでは予測しています。また超大規模データセンターでは消費電力も増加するため、電力キャパシティベースでの年間平均成長率は面積ベースよりも高い17.5%になると見られます。

クラウド向けハイパースケールDCの新設が相次ぐ一方で、非クラウド型DCビジネス(従来型のホスティングやシステム運用アウトソーシングなど)の成長が鈍化しています。「非クラウド型DCの運用モデルやファシリティ要件を見直すことが急務である」とIDC Japan ITサービスのリサーチマネージャーである伊藤 未明 は分析しています。

今回の発表はIDCが発行した国内データセンター数/延床面積/電力キャパシティ予測、 2020 年~ 2024 年 にその詳細が報告されています。本レポートでは、事業者DCだけでなく、企業内DCについても、サイト数、延床面積、電力キャパシティの予測を、所在地別、竣工年代別、電力密度別に掲載しています。



<参考資料>

超大規模データセンター 延床面積予測: 2018年~2024年

Note:    2019年は実績値、2020年以降は予測。「超大規模データセンター」とはサーバー室面積5,000平方メートル以上の事業者データセンターのこと。

Source: IDC Japan, 4/2020

Coverage

Regions Covered

Japan


Topics Covered

Enterprise server, Hosting infrastructure services